詳細
製品概要
本製品は、商業施設や駅構内などに設置する大型サイネージ筐体です。サイズはW1400×D600×H1900mmで、内部にディスプレイや印刷物を収納し、外周は板金加工と曲げ加工で組み上げた一体型のキャビネット構造。表面にはメラミン焼付塗装を施し、白を基調とした清潔感のある意匠仕上げとしています。底部のキャスター取付部や搬入時のハンドリングまで考慮した、設置現場の運用負荷を下げる設計です。板金加工と溶接の一貫対応を活かし、設計から組立完成まで一社で完結しました。

サイネージ筐体に求められる剛性・意匠・運搬性
サイネージ筐体は、駅・空港・商業施設・オフィスエントランスなど、人の動線が集中する場所に設置されることが多いため、剛性・意匠・運搬性の三点を高水準で両立させる必要があります。本事例ではW1400×D600×H1900mmのサイズに対し、板厚を最適化することで質量を抑えつつ、面材のたわみや筐体のねじれを抑える構造設計を行いました。キャスター付きの可動式仕様にも対応可能で、設置現場でのレイアウト変更や搬出入の負担を軽減できます。
板金設計から始まる形状の自由度
当社では、サイネージ筐体のように「置き場所」「置き方」「搭載機器」によって最適形状が異なる製品を、板金設計の段階からご相談いただける体制を整えています。フロント開口・サイドメンテナンス扉・天面パネルの開閉方式・配線出口の位置など、運用フローに合わせた設計提案が可能。板金設計から相談できる体制を活かし、特殊形状や1台限りの仕様にも対応します。受付・精算・発券用アルミ筺体のように、用途特化型の筐体も多数製作してきました。
レーザー切断・プレスブレーキ曲げによる筐体本体加工
サイネージ筐体本体は、レーザー加工機による板金切断とプレスブレーキ曲げで成形しました。レーザー切断は開口部・取付穴・配線通し穴の精度が高く、後工程の穴あけや手直しを最小限に抑えられます。プレスブレーキ曲げは大型パネルの長尺曲げにも対応しており、W1400mmクラスの面材でも均一なエッジ仕上げが可能。板金単体の筐体でも、パイプフレームを組み合わせた架台でも、社内一貫で対応します。

TIG溶接とメラミン焼付塗装で意匠と耐久性を両立
パネル同士の接合や補強リブの取付には、TIG溶接を採用しました。TIG溶接は溶接ビードが整いやすく、塗装後の外観品質を損なわない仕上がりが得られます。仕上げの表面処理はメラミン焼付塗装。商業施設のサイネージに求められる、清潔感のある均一塗膜と耐久性を両立できる工法です。当社では、メラミン焼付塗装のほか、粉体塗装・アルマイト・メッキ・電解研磨など各種表面処理に対応しており、設置環境に応じた仕上げのご提案が可能です。
社内一貫生産で設計〜組立完成まで一気通貫
当社は1976年創業、1989年に板金事業部を立ち上げて以来、30年以上にわたり板金加工・パイプ加工・溶接・組立を社内一貫で手掛けてきました。サイネージ筐体のように「設計→板金加工→溶接→塗装→組立→出荷」という長い工程を1社で完結することで、外注分の納期ロスや品質ばらつきを抑え、設計変更にも柔軟に対応できます。多品種少量・試作への対応も得意とし、1台限りのオーダーから複数台のロット生産まで、置き場所や置き方に合わせた様々な形状で設計から組立完成までお届けします。
関連する製作事例・対応業界
当社では、商業施設・サービス業向けの筺体・スタンド・サイネージ関連製品を多数製作しています。本事例と関連する製作実績は以下のとおりです。
よくあるご質問
サイネージ筐体のサイズや形状はカスタマイズできますか?
素材はスチールとアルミ、どちらを選べますか?
1台からの試作対応や少量生産はできますか?
ディスプレイの取付や配線まで含めて依頼できますか?
サイネージ筐体のご相談はオーディーケーへ
サイネージ筐体のように、設計から組立完成まで一貫で任せたい大型製品は、当社の社内一貫生産体制をもっとも活かせる領域です。置き場所や用途に応じた様々な形状で、設計提案から最終出荷まで対応します。詳しい仕様やお見積もりについては、お問い合わせフォームよりお気軽にご連絡ください。