詳細
製品概要
ステンレス特殊台車(SUS304・1500×800×2000mm)の製作事例です。傾斜付きのトレー棚を多段に備え、吊り金具とキャスターを取り付けた特殊仕様の台車を、同一仕様で複数台製作しました。レーザー切断・プレスブレーキ曲げによる板金加工から、メタルソー・パイプレーザーによるフレーム加工、TIG溶接・組立まで、東京都青梅市の自社工場で一貫対応しています。

当社は1989年の板金事業部設立以来、35年以上にわたりステンレスやアルミの板金加工・溶接に取り組んできました。板金設計から相談できる体制を整えており、搭載物や作業動線に合わせたステンレス台車をオーダーメイドで製作します。
高さ2000mm級のステンレス特殊台車を複数台製作
今回のステンレス特殊台車は、幅1500×奥行800×高さ2000mmの大型サイズです。棚板は水平ではなく手前に傾斜させたトレー形状とし、収納物が取り出しやすく、かつ滑り落ちにくい構造にしています。上部には吊り金具を設け、クレーンでの移載にも対応できる特殊仕様です。SUS304は耐食性に優れ、水回りや食品・医療関連の現場でも安心して使える材質です。
市販の台車では寸法や棚形状が合わない、搬送物に合わせた特殊形状が必要、といったご要望こそ当社の得意分野です。多品種少量・試作への対応を強みとしており、1台の特注から同一仕様の複数台製作まで柔軟に承ります。
レーザー切断とプレスブレーキによるトレー棚の製作
傾斜トレーや棚板などの板金部品はレーザー切断で切り出します。抜き穴の位置や外形を高精度かつバリの少ない切断面で加工できるため、後工程の曲げ・溶接の精度が向上します。切り出したパネルはプレスブレーキで曲げ、縁を立ち上げたトレー形状に成形します。多段の棚を同一精度で仕上げることで、複数台そろえたときの均一な品質を実現しています。
メタルソーとパイプレーザーによるフレーム加工
台車の骨格となる角パイプのフレーム材は、メタルソーとパイプレーザーで加工します。メタルソーによる正確な切断に加え、パイプレーザーでは切断と同時に取付穴や組み合わせ形状の加工までできるため、溶接時の位置決めが容易になり、組立精度と作業効率が大きく向上します。高さ2000mmの大型フレームでも、部材精度を確保することで直角度の高い骨格に仕上がります。
TIG溶接・組立による歪みの少ない仕上げ
フレームの接合や棚の組付けにはTIG溶接を用います。ステンレスは溶接の熱で歪みや変色(焼け)が生じやすい材質ですが、当社では溶接順序と条件を最適化し、外観のきれいなビードに仕上げます。溶接後にキャスターや吊り金具を組み付け、完成状態で寸法・動作を確認した上で出荷します。
ステンレスのほか、アルミ・鉄(スチール)の台車製作にも対応しています。軽量化が求められる場合はアルミの板金加工・溶接もあわせてご相談ください。

社内一貫生産でコストと納期を最適化
当社はレーザー切断・プレスブレーキ・パイプ加工・TIG溶接・組立までの全工程を社内に備えています。工程ごとに外注へ分けると輸送や日程調整でコストと納期がかさみますが、板金加工と溶接の一貫対応により、複数台のステンレス台車もまとめて短納期で製作できます。板金とパイプの複合構造は工程間の擦り合わせが品質を左右するため、一社で完結できる体制が大きな利点となります。
関連する製作事例・対応素材
当社では各種台車・筐体の製作を得意としており、ステンレス・アルミ・鉄のいずれの素材にも対応しています。関連する製作事例もあわせてご覧ください。
よくあるご質問
SUS304以外の素材でも台車を製作できますか?
同じ仕様の台車を複数台まとめて製作できますか?
図面がない状態でも相談できますか?
台車以外の筐体や架台も依頼できますか?
ステンレス特殊台車のご相談はオーディーケーへ
オーディーケーは創業1976年、東京都青梅市の自社工場でステンレス特殊台車をはじめとする各種台車・筐体を一貫製作しています。図面がない段階の構想レベルのご相談から、複数台のリピート製作まで柔軟に対応します。寸法・素材・用途をお聞かせいただければ、最適な仕様をご提案しますので、お問い合わせフォームよりお気軽にご相談ください。