板金加工を初めて依頼するとき、「図面がないと頼めないのでは」「どこまで相談していいのかわからない」と不安に感じることはないでしょうか。実際には、図面がなくてもラフなスケッチや現物からご相談いただけるケースは多くあります。この記事では、板金加工の依頼の流れと、図面がない場合の進め方、依頼時に伝えるとスムーズな情報を、精密板金加工メーカーの視点でわかりやすく解説します。

板金加工 依頼の基本的な流れ
お問い合わせから納品までは、一般的に次の流れで進みます。各段階で内容をすり合わせるため、初めてのご依頼でも安心して進められます。
| ステップ | 内容 |
|---|---|
| 1. お問い合わせ | 用途・数量・希望納期などをお知らせいただく |
| 2. ヒアリング・仕様確認 | 図面や現物をもとに形状・材質・要求を確認 |
| 3. お見積り | 仕様に基づき金額・納期を提示 |
| 4. 製作 | レーザー切断・曲げ・溶接・組立で加工 |
| 5. 検査・納品 | 寸法・外観を確認し納品 |
当社はレーザー切断から曲げ・溶接・組立まで板金加工を社内一貫で行うため、工程間の待ちが少なく、相談から納品までスムーズです。

図面がなくても依頼できます
「図面がない」という理由で依頼をためらう必要はありません。次のようなものがあれば、そこからご相談いただけます。
- 手書きのスケッチ・ポンチ絵: 寸法の概算と形状がわかれば十分な出発点になります。
- 現物・サンプル: 同じものを作りたい、改良したい場合は現物からご提案します。
- 参考写真・カタログ: イメージに近い製品があれば共有してください。
- 使いたい状況の説明: 「何を・どこで・どう使うか」がわかれば形状からご提案できます。
設計段階からのご相談も歓迎です。作りやすさやコストを踏まえた形状提案は設計サポートで行っています。
依頼時に伝えるとスムーズな情報
次の情報があると、ご提案やお見積りが早くなります。すべて揃っていなくても問題ありません。わかる範囲でお知らせください。
- 用途・使用環境(屋内外、荷重、温度など)
- 希望数量(試作1個から量産まで対応)
- 希望納期
- 材質・表面処理の希望(不明な場合はご提案します)
- 図面・スケッチ・現物・写真のいずれか
材質や表面処理がお決まりでない場合も、用途に合わせてご提案します。素材の選び方はアルミ板金とステンレスの違いやアルミ材質の選び方も参考になります。
こんなご依頼に対応しています
当社は多品種少量・試作から対応し、アルミ・ステンレスの板金加工に幅広い実績があります。
- アルミの軽量筐体・装置カバー(事例)
- ステンレスの精密板金・溶接(事例)
- 試作1個から小ロット(アルミの試作・小ロット)
溶接や曲げなど技術的なご相談も承ります。アルミ板金溶接や曲げ加工の記事もご覧ください。
よくあるご質問
図面がなくても見積もりは出せますか?
はい。スケッチや現物、ご要望をもとに概算をお出しできます。詳細はヒアリングで仕様を確認しながら詰めていきます。
1個だけ・少量でも依頼できますか?
可能です。試作1個からの小ロットに対応しています。数量に応じた最適な作り方をご提案します。
材質が決まっていなくても相談できますか?
もちろんです。用途や使用環境をお聞きし、適した材質・板厚・表面処理をご提案します。